安衛@(安全管理者)

<選問>
建設業の事業場においては、■A■以上の労働者を常時使用する場合、安全管理者を選任しなければならない。また安全管理者は、作業場等を巡視し、設備、作業方法等に危険のおそれがあるときは、■B■、その危険を防止するため必要な措置を講じなければならない。
■A■
・10人
・30人
・50人
・100人
■B■
・指名し
・直ちに
・速やかに
・14日以内に


<択問>〇か×か?
安全管理者は、少なくとも毎週一回作業場等を巡視し、設備、作業方法等に危険のおそれがあるときは、直ちに、その危険を防止するため必要な措置を講じなければならない。


解説@選問
■A■には「50人」、■B■には「直ちに」が入る。


解説@択問
「少なくとも毎週一回→×」安全管理者には、作業場の順守義務が課せられているが、その巡視の頻度は特に定められていません。


■ポイント
総括安全衛生管理者、安全管理者、衛生管理者等の選任規模・職務は、しっかりと比較して確実に押さえておきましょう。


◆条文(安全管理者)
第十一条 事業者は、政令で定める業種及び規模の事業場ごとに、厚生労働省令で定める資格を有する者のうちから、厚生労働省令で定めるところにより、安全管理者を選任し、その者に前条第一項各号の業務(第二十五条の二第二項の規定により技術的事項を管理する者を選任した場合においては、同条第一項各号の措置に該当するものを除く。)のうち安全に係る技術的事項を管理させなければならない。
2 労働基準監督署長は、労働災害を防止するため必要があると認めるときは、事業者に対し、安全管理者の増員又は解任を命ずることができる。

労働安全衛生規則
(安全管理者の巡視及び権限の付与)
第六条 安全管理者は、作業場等を巡視し設備、作業方法等に危険のおそれがあるときは、直ちに、その危険を防止するため必要な措置を講じなければならない。
2 事業者は、安全管理者に対し、安全に関する措置をなし得る権限を与えなければならない。