労災@(葬祭料)

<選問>
給付基礎日額15,000円の労働者が死亡した場合に支給される葬祭料の額は次のうちどれか?
・50,000円
・315,000円
・765,000円
・900,000円


<択問>〇か×か?
葬祭料の額は、原則として315,000円に給付基礎日額20日分を加えた額となる。


解説@選問
この問題は、社労士24から提供された問題です。
正解は「900,000円」となります。
葬祭料は労働者の月給2か月分のイメージです。
【原則】315,000円+給付基礎日額30日分→事例では765,000円。
【最低保障】給付基礎日額60日分→事例では900,000円。
結果、高い方の900,000円が正解となります。


解説@択問
「20日→×」「30日→〇」


■ポイント
条文を覚えるだけでなく選問のような事例問題にも対応できるようにしましょう。


◆条文
第十七条 葬祭料は、通常葬祭に要する費用を考慮して厚生労働大臣が定める金額とする。

労働者災害補償保険法施行規則
(葬祭料の額)
第十七条 葬祭料の額は、三十一万五千円に給付基礎日額(法第八条第一項の算定事由発生日の属する年度の翌々年度の八月以後に当該葬祭料を支給すべき事由が生じた場合にあつては、当該葬祭料を法第十六条の六第一項第一号の遺族補償一時金とみなして法第八条の四の規定を適用したときに得られる給付基礎日額に相当する額。以下この条において同じ。)の三十日分を加えた額(その額が給付基礎日額の六十日分に満たない場合には、給付基礎日額の六十日分)とする。