国年@(遺族の範囲及び順位等)

<選問>
死亡一時金を受けることができる遺族は、死亡した者の配偶者、子、父母、孫、祖父母又は兄弟姉妹であつて、その者の死亡の当時その者と■■■していたものとする。
・生計を同じく
・生計を維持
・同居
・同居し生計を維持


<択問>〇か×か?
死亡一時金を受けることができる遺族は、死亡した者の配偶者、子、父母、祖父母又は兄弟姉妹であつて、その者の死亡の当時その者と生計を同じくしていたものとする。


解説@選問
■■■には「生計を同じく」が入る。


解説@択問
」についても死亡一時金を受けることができる遺族となり、誤りの問題です。正解にみえる問題もしっかりと読み、飛ばし読みをしないようにしましょう。


■ポイント
前日の問題に少し似ていますが、「死亡一時金」については、「又はこれらの者以外の三親等内の親族」は入りません。「生計を同じく→〇」「生計を維持→×」にも注意しましょう。


◆条文(遺族の範囲及び順位等)
第五二条の三 死亡一時金を受けることができる遺族は、死亡した者の配偶者、子、父母、孫、祖父母又は兄弟姉妹であつて、その者の死亡の当時その者と生計を同じくしていたものとする。ただし、前条第三項の規定に該当する場合において支給する死亡一時金を受けることができる遺族は、死亡した者の配偶者であつて、その者の死亡の当時その者と生計を同じくしていたものとする。
2 死亡一時金(前項ただし書に規定するものを除く。次項において同じ。)を受けるべき者の順位は、前項に規定する順序による。
3 死亡一時金を受けるべき同順位の遺族が二人以上あるときは、その一人のした請求は、全員のためその全額につきしたものとみなし、その一人に対してした支給は、全員に対してしたものとみなす。