労一@完全失業率

<選問>
完全失業率とは、■A■に占める■B■の割合をいう。
・就業者
・生産年齢人口
・15歳以上
労働力人口利率
労働力人口
・完全失業者
・求職者数
・休業者


<択問>〇か×か?
労働力人口」とは、生産年齢人口(12歳以上人口)のうち、毎月末日に終わる1週間に収入を伴う1時間以上の仕事(以下「仕事」という)をした従事者と仕事を持ちながら仕事を休んだ休業者を合わせえたものを就業者という。また仕事を持たず仕事をしなかった者のうち就業が可能でこれを希望し、かつ、求職活動をした者を完全失業者といい、就業者と完全失業者を合わせたものを労働力人口という。


解説@選問
■A■には「労働力人口」、■B■には「完全失業者」が入る。


解説@択問
「12歳→×」「15歳→〇」


■ポイント
労一は労働経済っからの出題が多いです。雇用の動向賃金の動向労働時間の動向は最新のものもあわせてチェックしておきましょう。また能力開発OFF-JTOJT)の違いや動向もチェックしておきましょう。


◆条文 完全失業率とは・・・
完全失業者数を労働力人口で割ったもの。完全失業者とは、就業者以外で仕事がなくて調査週間 (12月を除き月末週) 中に少しも仕事をしなかった者のうち、就業が可能でこれを希望し、かつ仕事を探していた者および仕事があればすぐ就ける状態で、過去に行なった求職活動の結果を待っている者を指す。完全失業率は,1961年から74年までは1%台前半に落ち着いていたが、第1次石油危機を契機に経済成長率が鈍化し、労働力需要が減退したことや、産業構造の転換、人口の高齢化など労働市場の需給両面で構造変化が生じ、労働力需給のミスマッチが拡大したことなどの影響を受けて上昇し、いわゆる円高不況に伴う構造調整期にあった86、87年には2.8%まで高まった。その後の景気上昇に伴い 91年まで減少傾向にあったが、92年以降は増大傾向に転じた。 【ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典/より】